1時間の公演の中で、前半の30分は短い人形劇で子どもたちの心をあたためながら楽しみ。
後半の30分にドラマ性のある人形劇を上演します。
ある日のこと、おおかみは小さな子牛をつかまえてきました。
「こいつを大きく育ててから食べよう!」
そう考えたのです。
ところが、その子牛がおおかみをパパだと思い込んでしまったから、さあ大変。
おおかみは子牛が可愛くなってしまいました。とても食べることなどできそうもありません。
おおかみの仲間のきつねとくまは、毎日のように子牛をたべさせろとやってきます・・・
いったいどうなるのでしょう。
「おぎゃー、おぎゃー」
ある日、ぽんぽこ山に元気な声が響きました。
たぬきのあかちゃんが産まれたのです。
ぽん太とぽん子と名づけられた兄妹は、くりの木おじさんに見守られて、元気にすくすく大きくなりました。
「おはよう、ぽん太君!」「ぽん子ちゃんおやすみ!」
くりの木おじさんの声を聞くと、二人はなんだかほっとするのでした。
ところがある日のこと、くりの木おじさんがいなくなったのです。木でつくった笛と手紙を残して・・・。
かけがえのないものって何なのか?
たぬきの兄妹の心を通して語りかけるほのぼのとした作品です。
あねさまキツネのお嫁入りも近づいたある日のこと。
こんざえもんは、お父さんと化け方の稽古をしますが、なかなかうまく化けることができません。
「どうして僕はこんなに化けるのがヘタなのかな・・・」
夕焼け空を飛んでいく鶴を見て、いつか鶴のように高く空を飛んでみたいと思うのです。
保育と人形の会でつちかった可愛い人形劇がいっぱいあります。
主な人形劇の前にいくつか組み合わせて上演しています。
「さんねん峠でころぶでないぞ」
「ころんだがさいご三年しか生きられない」
と言われたさんねん峠で、おじいさんは思わずころんでしまいました。
さあ、大変!病気になってねこんでしまったおじいさんを助けるために、ある日、トルトリ少年がいいことを思いついて、おじいさんのお見舞いにかけつけました。